活けた花が、生きた絵になる花瓶。

アーティストは花の絵をよく描きます。ゴッホのひまわりや、モネの睡蓮など、上げたらきりがないほど。花に同じものはないですし、状態によっても見え方が変わってきます。そして、なにしろ人は花をしぜんと美しいと感じる。だからアーティストにとって魅力的な題材なのだろうと思います。

アーティストは筆で花をキャンバスに定着させますが、この花瓶では生きた花を生きたまま絵にできないかと考えました。

具体的には、円形に切り取ったわずか0.8㎜厚のスチールの板を曲げ、花を際立たせる背景としました。前面に少し小さな円形の板を曲げ、ガラス瓶を覆うカバーに。底面は2.3㎜厚のしっかりした重みのある板を使い、安定感を持たせています。実際に花を活ける部分にはガラス瓶を設置。

「Picture」は2016年から試作を重ねてきました。今回、ついに自分のプロダクトとして世に出すことが可能に。試作1では背景部分が不安定で倒れやすく、試作2では理想の形にしすぎたことで量産が難しかった。このモデルで、日常に使う花瓶として機能しつつ、当初のコンセプトを実現できました。


PRODUCT INFORMATION
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Material : Steel, Glass, Felt
Dimensions : W 297mm / H 280mm / D79mm
Weight : 680g
Color : Matt White (Powder Coating)
Origin : Made in Japan


ATTENTION
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● ほとんど手作業で作られている花瓶です。個体差により若干の寸法差が生じる可能性があります。
● ご覧になるパソコンやスマートフォンの環境により、色味が実物と若干異なって見える場合があります。あらかじめご了承ください。
● 玄関などに置く場合は強風に注意してください。